Medical information

診療案内


保険診療

General dentistry一般歯科


  • 一般歯科は、虫歯の治療をはじめ、歯周病の予防や歯槽膿漏の治療、歯の欠損部を補う治療などを行います。 当院では可能な限り健康な歯を保存し、出来る限り抜かない治療を心がけています。

    また、治療後の定期的なブラッシング指導・お口の中の清掃等の予防にも力を入れています。

  • 虫歯の原因

    虫歯は、歯の表面や歯と歯の間に付着するプラーク(歯垢)から作り出される、酸によって歯が溶かされできます。

    プラークは細菌のかたまりであり、プラーク1mgには約10億もの細菌が含まれています。そして、虫歯の主な原因菌はミュータンス菌になります。 ミュータンス菌はアメやチョコレートなどのお菓子に含まれる砂糖が口の中に入ってくると活発に働き、プラークが作られ虫歯が悪化します。 プラークは歯ブラシや歯間ブラシを用いなければきれいに落とすことができません。

    虫歯を作らない・悪化させないためには、毎日の歯磨きをしっかり行うことでお口の中の衛生管理を行い、虫歯や歯周病が進行しにくい環境を整えることが大切です。

  • 虫歯の進行度

    虫歯は進行状況によってC0~C4の段階に分類されます。抜歯後の選択肢は入れ歯、ブリッジ、インプラントなどがあります。

    • C0(脱灰)

      痛みなどの症状はありませんが白濁が見られます。 この段階の虫歯は毎日の歯磨きと予防治療により再石灰化して治ります。

    • C1(歯の表面の浅い虫歯)

      冷たいもの、甘いものを食べたり飲んだりした時、しみたり痛みが出たりする症状があります。 この段階の治療では、虫歯部分を削り詰め物で保護します。

    • C2(歯の表面の浅い虫歯)

      エナメル質の内側、象牙質まで虫歯が進行した段階です。 冷たいものや甘いものを食べるとしみたり、痛みが出たりします。 C1の虫歯治療と同じように虫歯箇所を削り、詰め物で保護します。

    • C3(神経まで進行した深い虫歯)

      この段階の虫歯までくると何もしなくても激しい痛みが生じる場合があります。 治療内容としては、神経を除去し神経が入っていた管の内部を消毒して薬剤を詰める根管治療を行い、被せ物を被せます。

    • C4(歯の根まで進行した虫歯)

      歯の根まで虫歯が進行すると、化膿して膿がたまったりします。 最悪の場合は、歯を抜く必要があります。

  • 痛みの少ない治療

    電動麻酔注射器

    麻酔時の痛みは、手作業による圧力や注入スピードのムラなどが主な要因です。

    電動の麻酔注射器を使用することで、一定の力とスピードで少しずつ麻酔液を注入することが可能になります。
    麻酔が痛くて歯の治療が苦手な方でも不安なく治療に進んでいただけるように、当院では電動麻酔注射器を導入しております。

Periodontal disease歯周病


  • 国民の8割ともいわれる歯周病

    「歯茎が腫れて血が出てくる」「歯茎が下がって歯が長くなった」などの症状に悩んでいる方は歯周病の恐れがあります。

    歯周病は口の中の細菌によって歯茎に炎症が起こり、歯を支える骨が壊されていく病気です。 歯周病は初期段階では症状が出ず、いつの間にか症状が悪化していくことが多いです。

    また、虫歯と同じように歯周病によって溶けてしまった歯槽骨は元に戻すことはできません。 そのため、定期的なお口の衛生管理と予防を徹底することが重要です。

  • 歯周病の進行段階

    • 軽度の歯周病

      歯茎に炎症がみられ、ブラッシング時に血が出ることがあります。 歯周ポケット(歯と歯茎の間)がやや深くなった状態で歯を支える顎の骨(歯槽骨)が少しずつ溶かされてきます。

    • 中度の歯周病

      歯茎の炎症がさらに拡大し、歯槽骨も半分近くまで溶かされてしまい歯がぐらつき始めます。 歯茎の腫れ、出血もひどくなりますが、この段階までは歯を抜かずに歯周病治療を行うことが可能です。

    • 重度の歯周病

      歯槽骨が半分以上溶かされ、歯のぐらつきもひどくなります。 歯茎の腫れもひどくなり、口臭もきつくなります。この段階で治療をせずに放置してしまうと歯が抜け落ちる恐れがあります。 この段階までくると、抜歯や外科による歯周組織の再生治療が必要になります。

  • 歯周病の基本的な治療

    基本的な歯周病治療では、歯磨き指導や歯についたプラーク(歯垢)を除去していきます。

    毎日丁寧な歯磨きをしていてもどうしても磨き残しが出てきてしまいます。 そのため、当院では患者様一人ひとりに合った歯みがき指導と、スケーラーと呼ばれ専用の器具を使い、歯にこびりついたプラークや歯石をきれいに取り除きます。 プラークや歯石を掃除し歯の周りをきれいにした後に、歯周病が改善されたかどうか診断いたします。

    歯周病治療が終わった後も健康な口腔内を保つため、日頃からのプラークコントロール(ご自身の歯磨きや歯科医院での専門的な清掃により、口腔内のプラーク付着を防ぎ、健康な口腔環境を作り上げていくこと)が大切になります。 そのため、当院では定期的な歯科医院でのメインテナンスをおすすめしています。
    また、重度の歯周病だった場合は治療の際に薬の服用や、歯茎を切開して奥の方まで付いてしまっている歯石の除去(歯周外科治療)を行うこともあります。

  • 歯を守るためにできること

    緊急な治療の必要がなくとも、予防のために歯科医院へ通院することで、治療の必要がない口腔内環境が保てます。 虫歯や歯周病になったことのない方はそのまま健康を維持していくために、虫歯のある方・あった方は、これからの治療を考えましょう。

    虫歯や歯周病のリスクを最小限にとどめるためにも、定期的に受診し、ご自身のデンタルケアのスキルを磨きましょう。

Dentures入れ歯


  • 虫歯や歯周病、不慮の事故などによって歯を失ってしまった時に選択肢として入れ歯の治療法があります。 入れ歯は保険適用のものと自費診療のものがございます。

    当院では自費診療の金属床の入れ歯をお勧めしています。 薄い金属を使った入れ歯のため、異物感が少なく、強度もあり、長持ちしやすいという特徴があります。また、食事の温度を感じやすくなるため美味しく食べられるというメリットもあります。 入れ歯製作の際には、患者様一人一人オーダーメイドの型取り器具を使うなどして、適合性をあげ、周りの歯への負担を分散させる設計で作るよう努めています。

    歯を失ってしまった方、お使いの入れ歯に違和感がある方、インプラントに抵抗がある方は、ぜひご相談ください。

  • 歯を失ってしまった状態を放置するリスク

    歯が無い状態のままでいると食事や会話の時に不快な思いをするだけではありません。歯が無いと噛む力が顎の骨に伝わらないため、顎の骨が痩せてしまいます。そして、顎の骨が痩せると顔つきや表情が変わってしまいます。 よく、歯が無いと「老け顔」と言われますが、それは口元の老化が進み、年齢よりも老けた顔に見られてしまうからです。

    歯を失ってしまった患者様へ

    失ってしまった歯の機能を回復する治療方法として入れ歯のほかに、隣の歯を支台として人工歯を装着する「ブリッジ」と人工歯根を埋め込む「インプラント」があります。 それぞれの治療方法に長所・短所がありますが、入れ歯は外科治療を行わない一般的な治療方法です。

    保険診療では費用を抑えられ製作までの期間が短い点が特徴ですが、扱える素材の種類が少なく、分厚く製作されるため装着時に違和感を覚える方は少なからずいらっしゃいます。

    一方の自費診療では、患者様の費用負担はあるものの様々な素材から選ぶことができ、着け心地をこだわることができます。

    当院の自費診療における入れ歯製作では、様々な種類の素材を取り揃えており、患者様のご希望に沿った入れ歯のご提案をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

Temporomandibular disorders顎関節症


  • 口が開けづらい・顎がカクカク鳴るという方へ

    口を動かすと顎の関節から音がする、顎の骨に痛みが出る、口が開けにくいといった症状に心当たりがある場合、顎関節症を患っている可能性があります。

    顎関節症はとても一般的な病気で、軽度の症状を含めると2人に1人は発症すると言われています。

    顎関節症の原因

    顎関節症の原因は噛み合わせの異常によるものが多くあります。 生活習慣や癖によって噛み合わせは悪化していきます。うつぶせ寝や歯ぎしり、食いしばり、頬杖、噛み癖などさまざまな要因があり、姿勢の悪さやストレスなども噛み合わせに悪影響を及ぼします。

  • 治療方法

    当院では顎関節症の治療方法として、「マウスピース」と「開口訓練」を行っています。 マウスピースを使用した治療方法では、就寝時に上下の顎どちらか一方にマウスピースを装着して噛み合わせを高くします。

    これは、顎関節症の原因である夜間の歯ぎしりや食いしばりなどの悪習慣を防止することができます。 そうすることで、顎の関節にかかっていた過剰な負担も軽減され、顎関節症の症状自体が改善されます。

    開口訓練では、実際に顎の関節などを触り、口を開ける練習を行います。 顎関節症では顎の関節の動きが悪いことがあるため、開口訓練を行うことで関節の動きを良くし、口が開くように治療を行います。

    どちらの治療も症状を確認する際にCT撮影等が必要になる場合もございますので、まずは一度ご相談ください。

    • 顎関節症の主な原因の例

      • 精神的な緊張やストレスによる表情筋の強張り
      • 歯ぎしり
      • 歯を強くくいしばる(冷房が寒くて歯をくいしばった。特別な行事で緊張してくいしばった。一日中スポーツをした。)
      • 頬の内側や唇をかむ癖がある
      • 頬杖・日常生活や就寝時での悪い姿勢 (例 : 猫背)
      • 事故による外傷や顔面打撲
      • 入れ歯や歯の被せ物が体に合っておらず悪い噛み合わせになる
      • 口を大きく開け続ける、硬いものを噛み続けるなど、顎を酷使している
      • 噛む歯が左右どちらかに偏っている
    • 顎関節症のセルフチェック

      顎関節症の初期症状は分かりにくいため、次にあげる症状に心当たりがある場合は顎関節症を疑いましょう。


      • 食事をする時、顎関節が痛む
      • 口を開けると「カクッ」と音が鳴る
      • 顎が外れてしまうことがある
      • 口を大きく開けられない
      • 顎の周りの筋肉に痛みがある
      • 頭痛やめまい、耳鳴り、肩こりなどの症状がある
      • 充血、目の疲れ、涙が出るといった目の症状がある

Pediatric dentistry小児歯科


  • お子様が歯医者嫌いにならないように

    歯医者は痛いところ・怖いところというイメージを持たれているお子様もいると思います。当院ではお子様の治療を行うときには、お子様が怖がらないよう一つ一つの治療を心がけています。

    お子様のペースに合わせて治療を行うため、無理やり治療を行いません。また、痛みを抑えた工夫をしています。 特に、永久歯が生えたてのお子様は、虫歯の処置が終わっても清掃やフッ素を塗りに来てもらうなど、長く虫歯のできにくい口腔内環境づくりをサポートしています。 その他、歯並びが気になる方のご相談も受けておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

    小さい頃からお口の健康を意識していただくことは、きっと将来大きな財産となるはずです!

  • 乳歯の特徴

    乳歯は永久歯と比べて以下の特徴があります。

    1. 歯のエナメル質、象牙質が薄く虫歯になりやすい
    2. 虫歯の進行が早い
    3. 歯の中にある歯髄(歯の神経)の占める割合が大きく虫歯になると歯髄を傷つける可能性が高い

    上記の理由から、乳歯は注意深くケアする必要があります。 歯科医院での定期的なメインテナンスとご家庭でのケアで歯の健康を維持しましょう。

  • 永久歯への生え変わり

    お子様の歯は母親のお腹の中にいるときから形成され始め、妊娠2~3ヶ月で乳歯の芽(歯胚)が全て揃います。 生後 6ヶ月頃を過ぎたあたりから乳歯が生え始めていき、3歳頃にはほぼ全ての乳歯(全部で20本)が生え揃います。
    ※個人差があるため、この時期にすべて生え揃っていなくても問題ありません。

    その後、4~6ヶ月あたりで乳歯の石灰化が始まり、顎の骨も変化して永久歯へと生え替わります。 しかし、生え始めたばかりの永久歯は未発達のため、酸に弱く、簡単に虫歯になってしまいます。

    そのため、永久歯に生え替わったからといって安心せずに、ご家庭と歯科医院でしっかりお口のケアを行いましょう。

  • 時期別の注意事項

    Phase1

    乳歯時期(生え始め)

    生後6ヶ月あたりで乳歯が生え始めます。早い段階でのご来院をおすすめします。

    • 歯科医院でフッ素塗布を行う
    • 食べ物の口移しや食器の共有をしないようにする
    • 甘い食べ物や飲み物を長時間ダラダラと与えないようにする
    • 食事のあとは必ず歯磨きをしたり、ガーゼで歯の汚れを拭う
    Phase2

    乳歯時期(生え揃った頃)

    3歳ぐらいで乳歯がすべて生え揃います。段々食事の量が増えてくるため、虫歯リスクも高くなる時期です。

    • 歯科医院でフッ素塗布を行う
    • 朝・昼・夜に規則正しく歯磨きをするよう心がける
    • フッ素配合の歯磨き粉を使用する
    Phase3

    永久歯時期(生え始め)

    5~6歳頃から乳歯が抜けて永久歯に生え替わりはじめます。生え替わったばかりの永久歯は免疫力が弱く虫歯になりやすい時期のため要注意です。

    • 歯科医院でフッ素塗布を行う
    • シーラントを行う
    • お子様の歯磨きの後、親御様の仕上げ磨きを徹底する
    Phase4

    永久歯時期(生え揃った頃)

    12~13歳頃には永久歯がすべて生え揃います。奥歯が特に虫歯になりやすいと言われています。

    • 歯科医院でフッ素塗布と定期健診を行う
    • シーラントを行う
    • 1日の食事量などの食生活のチェックをする
  • お子様の虫歯予防

    • フッ素塗布

      お子様の歯の表面にフッ素を塗布することで、エナメル質を強化します。その結果、虫歯菌が出す酸によって歯が溶けるのを防ぎます。 また、酸で軟らかくなってしまうエナメル質を硬くする「再石灰化」の作用もあります。

    • シーラント

      普段しっかりとお子様の歯磨きをしていても、歯ブラシの毛先が届きにくくどうしても磨き残しが出てきてしまうのが奥歯の溝です。 そのような奥歯の溝を塞ぐのが、シーラントというプラスチック樹脂です。奥歯の溝をシーラントで塞ぐことで、しっかりと歯ブラシの毛先が入りこみ磨き残しを減らすことができます。

  • お子様の歯並びに対して

    お子様の歯並びが気になる親御様は多いですが、実は歯並びが悪くなる原因を理解している方は少ないです。

    「歯並びは遺伝によるもの」と考えがちですが、遺伝だけでなく、お子様本人の習慣やお口の悪い癖が大きく影響していることがほとんどです。 また、歯並びが悪くなる原因は歯だけでなく、土台となるあごの骨の大きさが関係しています。

    例えば、お口をポカンと開けて口呼吸ばかりしていたり、指しゃぶりがやめられなかったりなどの癖があごの成長を妨げてしまい歯並びが悪くなる原因となってしまいます。

    お子様の成長期はあごの骨が成長して歯並びが完成する時期です。 この時期に成長を上手くコントロールして永久歯が生えるスペースを確保することで、永久歯を抜歯することなく歯並びを整えられる可能性が高まります。

  • お子様の歯を守るために

    「子どもの歯は私が守る」という気持ちを持って歯科医院に来てください。 お子様の歯を守るには、まずご自身のお口の中を理解することが重要です。

    虫歯菌は生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはありません。 赤ちゃんの虫歯の原因になり得るものは、普段から赤ちゃんと時間を過ごしているお母さん、お父さんの行動起因が多いです。 赤ちゃんと同じスプーンやお箸を使用する、口移しで食べ物を与える、愛情表現のキスなどが要因になります。 このような些細な行動で赤ちゃんのお口に虫歯菌が移っていきます。 そのため、親御様ご自身の口腔内環境を整えることがお子様へ移す虫歯菌の量を減らすことに繋がります。

Implantインプラント


  • 天然の歯のような見た目と噛み心地を求める方へ

    インプラント治療とは、チタン素材の人工の歯根(インプラント)を顎の骨に埋め込み、骨と結合させ、その人工歯根を土台にしてセラミックなどの人工歯を取り付ける治療方法です。

    歯を失った時は、インプラント・入れ歯・ブリッジなどの選択肢があります。

    その中でもインプラントは周りの歯に負担をかけず、また見た目も機能も天然の歯に近いため、今までと変わらず会話やお食事を楽しみたい方に選ばれています。

  • 当院が使用するインプラントメーカー

    当院ではアメリカのバイオホライゾン社が取り扱っているインプラントを使用しています。

    バイオホライゾン社のインプラントの特徴はインプラント上部に特許技術による細かい溝がついており、歯肉細胞やコラーゲン微小繊維が入り込んでインプラント体に絡みつきます。

    インプラント体と骨だけでなく、歯肉とも接合することで術後数年が経過しても「インプラント周囲炎」のリスクが下がると期待されています。

  • インプラントのメリット/デメリット

    どんな治療法にもメリットとデメリットが存在します。 インプラント治療を検討されている方は、インプラントにすることで得られるメリット、出てくるデメリットの両方をしっかりと理解した上で治療を受けるかご判断下さい。 また、不安なことがありましたらお気軽に当院までご相談ください。

    • メリット

      • 歯を失う前と変わらない感覚を得ることができる
      • 色や形が天然歯のような自然で美しい見た目になる
      • 金具を使用せず、健康な歯を削る心配がない
      • 付けはずしの必要がなく、お手入れが簡単
    • デメリット

      • 外科手術を行う必要がある
      • お口の状態によってはインプラント治療に適さない場合がある
      • 治療期間が長い
      • 自費診療のため入れ歯やブリッジに比べて治療費がかかる
  • インプラント治療を受けられない場合

    インプラントは外科手術が必要な治療なため、誰しもが受けられるわけではありません。 糖尿病や高血圧など、お口の中以外に持病がある方は治療を受けられない場合があります。 インプラント治療を検討されている方は、ご自身の病気の状態や体質も含めて、一度当院までご相談ください。

Whiteningホワイトニング


  • 歯の黄ばみ・くすみ・黒ずみを解消されたい方へ

    ホワイトニングとは、歯みがきや歯のクリーニングで落とせない紅茶やコーヒーの着色汚れ、タバコのヤニなどによって黄ばんでしまった歯を白くする治療法です。 ご自身の歯そのものを白くしていくため、歯を削る必要はありません。

    当院ではオフィスホワイトニングとホームホワイトニングをご用意しています。

  • オフィスホワイトニングの流れ

    Step01

    カウンセリング

    まずホワイトニングができるかどうかお口の状態を確認します。 また、歯の色見本で治療前の歯の色調をご確認いただきます。

    Step02

    歯面清掃・歯肉保護

    ホワイトニング前に専用の機材を使用して口腔内の歯垢や歯石、着色汚れを除去し、ホワイトニングの効果がスピーディーに現れるよう口腔内環境を整えます。 その後、歯肉・口唇など歯以外の部分にホワイトニング剤が付着しないように保護します。

    Step03

    ホワイトニング剤の塗布とLED光の照射

    ホワイトニング剤を歯の表面に塗布します。その後、専用の機器でLED光を照射します。

    Step04

    歯の確認

    ホワイトニング後の歯の白さを患者様にご確認いただきます。 治療前に写真を撮るので、治療前と後の歯の白さを比較していただくことも出来ます。

  • ホームホワイトニングの流れ

    Step01

    カウンセリング

    まずホワイトニングができるかどうかお口の状態を確認します。 また、歯の色見本で治療前の歯の色調をご確認いただきます。

    Step02

    マウスピースの型取り

    歯の型をとり、ホワイトニングで使用するマウスピースを製作します。

    Step03

    マウスピースとホワイトニングジェルのお渡し

    マウスピースを実際に装着していただき、違和感がないかご確認いただきます。 問題無ければホワイトニグ剤と一緒にお渡しし、使用方法について説明いたします。

    Step04

    ご自宅でホワイトニグ

    お好きな時間に1日1回、2時間程度でマウスピースを装着していただきます。 ホワイトニング中は飲食や喫煙を控え、強く噛まないよう注意して下さい。

    Step05

    定期チェック

    3~4週間ほど実践したら再度ご来院いただき、歯やマウスピースの状態を確認します。

  • ホワイトニング効果を得るために

    ホワイトニング効果を持続させるために施術後30~60分はなるべく飲食を控えてください。

    ホワイトニング剤で白くした歯は、普段の生活習慣や加齢によって徐々に本来の歯の色に戻ってしまいます。歯の白さを持続させるにはアフターケアの徹底、定期的なホワイトニング施術をおすすめします。

    また、ホワイトニング期間中は着色性の強い飲食物を取らないように注意して下さい。

    飲み物
    コーヒー・紅茶・烏龍茶・抹茶・赤ワイン・ベリー系ジュース・コーラ・ココア
    食べ物
    カレー・ミートソース・キムチ・コチュジャン・豆板醤・チョコ・醤油・ソース・味噌・ケチャップ・からし・わさび・その他色の濃いもの・合成着色料が入ったもの
    その他
    たばこ・うがい薬・口紅・色付き歯磨き粉
  • ホワイトニングの注意点

    ホワイトニングは歯に付着した色素を落とし「本来の歯の色」に戻す処置なので、もともと黄色がかった歯の色を白くすることはできません。 また、白くする歯以外に差し歯や被せ物があると色の変化によって際立ってしまう場合がありますが、素材を変えると本来の色に近付けることが可能です。

    患者様によってはホワイトニング剤による知覚過敏が生じる場合があります。施術中に違和感が出たら必ず歯科医師に相談しましょう。

    ホワイトニング後の白さはずっと続くものではなく、ある程度時間が経過すると色は戻ってきてしまいます。 方法によって異なりますが早くて半年、長くても2年程度で効果は薄れていきます。 ホワイトニングだけでなく、歯磨きなどのケア、歯科医院で定期的な歯のクリーニング(PMTC)を受けることで、よりホワイトニング効果が長持ちします。


ホームホワイトニング

メリット

1〜2回の来院で済むので、 忙しい方でもホワイトニングをしていただけます。 また、ゆっくり薬を作用させることで、歯にダメージを与えずに白くすることができます。 1度白くなった歯の色を長い間持続するのも容易にできるホワイトニングです。

どんな治療法?

カスタムメイドのマウスピースとホワイトニングジェルを用いて、ご自宅やお仕事の合間等に歯を白くする方法です。個人差はありますが、約3週間程度で終了するのが一般的です。

ホワイトニング治療の流れ

1日目:歯の型どり 歯の色の確認(30分程度)
2日目:トレー・ホワイトニングジェルのお渡し。
使用法についてのかんたんな説明(15分程度)

オフィスホワイトニング

  • Step01

    来院

    まずは、患者様が不満に思っている点(形や色)、治療に対するご希望をじっくりおうかがいします。何でもご相談ください。
    ご相談例:全体的に黄色い歯と多くの虫歯に対して、オールセラミックでの治療を希望されたい、など。
  • Step02

    診査

    慎重に診断を重ね、インフォームドコンセントのうえ、シェーガイド(歯の色見本)を使って現在の歯の色を認識していただきます。
  • Step03

    歯面の汚れ・歯垢を除去

    歯面の汚れや歯垢を除去し、口腔内を清潔にします。
  • Step04

    歯型の印象採取(歯型をとる)

    自宅でホワイトニングを行うためのカスタムトレーを作成するため、歯型の印象採取(歯型をとること)を行います。
  • Step05

    後日 適合チェックと説明

    ホワイトニング用カスタムトレーの適合具合をチェックし、歯科医から薬剤の使用方法や注意事項をご説明します。
    歯科医師の指導どおりに薬剤を入れたカスタムトレーを装着して、装着時間はお守りください。
    歯に付着した薬剤は市販の歯磨き粉で取り除きます。
    数日続けて行えば効果が見え始め、約3週間で終了します。(※個人差があります)

CERAMIC & WHITENINGセラミックとホワイトニングで行った審美歯科治療の紹介


誰もがあこがれる白くてきれいな歯にするには、各種ホワイトニング、セラミック、コンポジット治療、矯正治療を組み合わせて行う場合があります。
ホワイトニングは歯を削らずに、短期間で歯を白くする事ができるすばらしい治療法ですが、歯の形も変えたい場合には、セラミック治療とホワイトニングを合わせて行います。

症例:上の前歯の形をきれいに整えて、下の歯は白くしたい

この症例では上の前歯の形を大きく変える必要があったため、上の歯8本のセラミック治療を行い、下の歯はホワイトニングを行いました。
ホワイトニングとセラミック治療のコンビネーション治療を行う事で、少ない侵襲で 白くて健康的で、理想的な口元に変える事ができます 当院では、1本あるいは2本の少ない本数でも、ホワイトニングをして白くなった 自分の歯に合わせた、こだわりのセラミック審美治療を行っております

セラミック治療を行うときに、セラミックと自分の歯の色が合わないのではないかと心配される患者様がいますが、精密な色合わせを行い、特殊な技術を持った歯科技工士(セラミスト)に製作を依頼する事で、前歯1本でも自分の歯とまったく同じセラミックを製作する事が可能です。
自分の歯に合ったセラミックを作ることで、健康な歯をむやみに削る事無く、安い治療費で、キレイな口元にすることができます。

症例紹介

2023.04.27
てすと

診療カレンダー

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  • 新患随時受付
  • 各種保険を取り扱っております
  • 保険以外の自由診療については治療内容をご説明し、ご相談申し上げます